
磬(けい)の裏側。「深大寺」の文字が確認できる最古の仏具とされる(深大寺提供)
深大寺(東京都調布市)は23日、貴重な仏具の「深沙王堂磬(じんじゃおうどうけい)」が「里帰り」したことを記念し、磬を使った特別儀式を実施する。鎌倉時代の文永4(1267)年に鋳造され、深大寺の名が記された最古の史料とされる。磬を披露する予定は他にないといい、今回は貴重な機会となる。(鈴鹿雄大)
磬は読経の間、木魚のように打って鳴らす仏具。特別儀式は深沙堂で同日午後1時から、約600巻の経本を翻しながら祈願する「大般若転読会(だいはんにゃてんどくえ)」とともに行われる。一般参拝者は堂の外から見守る形となる。

つるされた状態の磬
里帰りした磬は銅製で、幅約25センチ、高さ約...
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