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成人した障害者に学びの場 世田谷に「夢育て農園」開園 農作業で成長の喜び実践

2026-03-04 HaiPress

グランドオープンデーに、畑で収穫体験をする参加者=いずれも世田谷区で

知的障害者や発達障害者の生涯学習を農作業などを通じて支援する「夢育て農園ちとから」が東京都世田谷区上祖師谷2にオープンした。主に10代、20代の知的障害者らが対象。障害者らへの支援が手薄になる「18歳の壁」を越え、学びと成長の喜びを実践する場という。(星野恵一)

運営する株式会社「夢育て」の代表、前川哲弥さん(63)は、知的障害のある長男(22)を育てており「成人した障害者の学べる場がなく、場を提供したかった」という。

農園のオープン日にあいさつする前川哲弥さん

前川さんによると、知的障害者は特別支援学校を卒業すると、就労継続支援事業所などに通う例が多い。そこでは「作業」や「生活支援」が中心で学ぶ機会が限られ、「18歳の壁」と呼ばれる。成人した知的障害者は成長しにくいとも言われてきたが、前川さんは「やり方を工夫して障害者のつまずきにアプローチをすれば、少しずつでも成長を続け、社会参加を増やしていける」と話す。

その実践の場が「夢育て農園」。「農作業は作物に触れるなど五感、体を使うので分かりやい。単純な作業から複雑な作業へのステップアップ...

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