米軍横田基地(東京都福生市)で11月、訓練中の米兵がパラシュートで民家に降下した2日後、今度は別の米兵がパラシュートを基地近くの児童館に落下させていたことが明らかになった。米軍はパラシュートを夜間に無断で回収、自治体から問い合わせを受けるまで未公表だった。周辺自治体からは「信頼を損なう行為だ」などと怒りの声が上がる。(岡本太)
都などによると、最初の事故が発生したのは11月18日夕。基地所属のC-130輸送機からの降下訓練中、通常のパラシュートが正常に作動せず、米兵が緊急的に羽村市内の民家の屋根に降下した。その際、誘導傘と呼ばれる小型パラシュートが歩道に落下した。

米兵のパラシュートが落下した熊川児童館の敷地=福生市で
この問題を受け、羽村市の橋本弘山市長は20日、市役所を訪れた同基地のリチャード・マックエルハニー大佐に抗議文を手渡し、訓練の中止を要請。しかし市によると、大佐は安...
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