世界的にヒットしたデジタル腕時計「Gショック」などを生み出したカシオ計算機創業者一族の旧住居「樫尾俊雄発明記念館」(東京都世田谷区成城4)が、国の登録有形文化財(建造物)に登録されることになった。文化庁が11月21日付で発表した。関係者からは喜びの声が上がっている。(星野恵一)

記念館の外観
樫尾俊雄さん(1925~2012年)はカシオ計算機の創業者4兄弟の次男。兄弟とともに1957年、世界初の小型純電気式計算機を発明した他、世界初のオートカレンダー付きデジタルウオッチや電子楽器など数多くの発明品を世に送り出した。
登録されるのは1972年に樫尾さんが建てた旧私邸。文化庁や記念館によると、国分寺崖線の段差のある地形に連なるように建っている。鉄筋コンクリート造り2階建てで、屋根は切り妻造り銅板ぶき。設計は屋根に独自の作風を示した建築家の滝沢健児さん(1927~2013年)。屋根の妻面を...
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