「東洋一のアーケード」と呼ばれた東急目黒線武蔵小山駅前の商店街「パルム」で、高さ145メートルのタワーマンションなどを整備する再開発計画が本格化することになった。東京都が27日、事業認可した。
2029年度に着工、2033年度の完成を目指す。
街を象徴する名物商店街をまきこんだ大規模開発に、地元からは「ムサコらしさが失われないのか」などと不安の声も聞こえる。(中沢誠、鈴木里奈)
パルムは、1956(昭和31)年にオープンした。
日本初の大型アーケード街で、完成時は「東洋一のアーケード」と呼ばれた。約250店舗からなり、全長は約800メートルある。

かつて「東洋一のアーケード」と呼ばれた武蔵小山駅前の商店街「パルム」=品川区で(鈴木里奈撮影)
東京で最も長いアーケード商店街だ。
今回認可された再開発エリアは、武蔵小山駅東口側に広がる品川区小山3丁目内の約1.4ヘクタール。現在、古いマンションや住宅が広がっている。
計画では、商店街を挟んで両側のエリアを一体的に整備する。
一方のエリアには、地上39階建...
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