東京都立川市の市立第三小学校で5月、授業中の教室などで暴れて教員にけがを負わせたとして、傷害などの罪に問われた飲食店経営の後藤竜児(47)、飲食店従業員の高松龍生(27)の両被告の公判が21日、東京地裁立川支部であり、検察側はそれぞれに懲役3年を求刑した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。

東京地裁立川支部(資料写真)
検察側は論告で、児童や教職員に恐怖を与え、学校全体を混乱に陥れたと指摘。「地域社会に与えた衝撃も大きく、全国の教育現場に与えた影響も大きい」と述べた。
弁護側は、知人の娘のトラブルに抗議するという動機は悪質と言い切れないと訴えた。両被告は最終意見陳述で「事件を起こし申し訳ない」などと謝罪した。
起訴状によると、両被告は共謀して5月8日、同校で教員の顔を拳で複数回殴り鼻骨骨折の重傷を負わせたほか、別の教員3人にも軽傷を負わせたとされる。(鈴鹿雄大)
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