来場者が立ち上がったり声を出したりして楽しんだコンサート=墨田区で
静粛さがマナーとされるクラシックコンサートを、子連れや障害がある人にも楽しんでもらおうと、客席で立ち上がったり声を出したりできるコンサートが、東京都墨田区のすみだトリフォニーホールであった。
通常のコンサートは未就学児の入場を認めないところが多いが、11日のコンサートでは0歳児も入場可能に。午前と午後合わせ約1600人が来場した。
新日本フィルハーモニー交響楽団が和田一樹さんの指揮で、エルガーの「威風堂々」やドボルザークの「新世界より」などを演奏。来場者は飛び跳ねて声を上げて笑ったり、指揮者のまねをしたりしながら思い思いに楽しんだ。
耳が聞こえにくい人も楽しめるように、音楽に合わせて振動し色が変わる球体の機械も希望者に貸し出された。
来場者らは「小さい子どもが聴ける本格的な公演は少ないのでありがたい」「子どもがはしゃいでも良いので親は安心」と喜んでいた。(鈴木里奈)
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