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本場のジャズに観客沸く きょうまで浅草でフェス

2024-08-29 HaiPress

客席を歩きながら演奏するバンドメンバーたち=台東区の浅草公会堂で

本場米国からジャズ奏者を招く毎夏恒例の「浅草ニューオーリンズフェスティバル」が28日、東京都台東区の浅草公会堂で始まった。浅草おかみさん会の主催で36回目。29日まで。

クラリネット奏者トーマス・フィッシャーさんらのバンド「ニューオーリンズジャズオールスターズ」が出演し、「A列車で行こう」「虹の彼方に」などの名曲を演奏。歌のパートや各奏者のソロの見せ場もあった。最後の「聖者の行進」はバンドが客席を練り歩き、観客と一体となった。

台東区日本堤のパート飯田京子さん(71)は約10年ぶりに鑑賞。「すごく良かった。歌にも元気をもらった」と笑顔だった。

午後2時からと6時半からの2回公演。当日券5千円。出演者の渡航費などの経費を募るクラウドファンディング(CF)を月末まで実施しており、27日時点で約73万円が集まったという。(鈴木里奈)


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