「雀」の直筆原稿の表紙(三鷹市提供)
東京都三鷹市は26日、市ゆかりの作家太宰治(1909~48年)の短編小説「雀(すずめ)」の直筆原稿を今月上旬に購入し、9月1日から三鷹駅前の市施設で市民らに公開すると発表した。原稿を撮影した写真も初公表した。
「雀」は46年、文芸雑誌「思潮」に掲載。三鷹に居を構えていた太宰が郷里の青森県に疎開中に執筆した。原稿は200字詰め原稿用紙38枚。都内の古書店から市が880万円で購入した。河村孝市長は「太宰の生原稿はなかなか出回らない貴重な物。皆さんになるべく早く見ていただきたい」と語った。
公開はJR三鷹駅南口前のコラル5F、市美術ギャラリー内「太宰治展示室三鷹の此(こ)の小さい家」で9月29日まで。月曜休館。観覧無料。問い合わせは同ギャラリー=電0422(79)0033=へ。(花井勝規)
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