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「城南空襲」語り継ぐ 体験した内山さんの手記朗読 証言ビデオや絵30点など展示 24日、品川で催し

2026-05-21 HaiPress

太平洋戦争末期の1945(昭和20)年5月24日に現在の東京都品川区など東京南部を襲った「城南空襲」を語り継ぐ催しが24日、区立品川歴史館(大井6)で開かれる。空襲で兄を失った横浜市金沢区の内山喜代子さん(88)がつづった戦争体験の朗読などを通じて、81年前にあった地域の戦禍を伝える。(飯田克志)

内山喜代子さんの戦争体験記を朗読する催しを企画した「城南空襲を語り継ぐ会」代表の西條明子さん=品川区で

内山さんは戦争体験を作文用紙4枚に記した。材木商を営む家に6人きょうだいの末っ子として生まれた。音楽好きでいろいろな楽器を演奏する「明るく、にぎやかな家」だった。

戦争、空襲を初めて強く意識したのは、幼稚園の卒園式の日。姉との帰り道にサイレンが鳴り、メガホンを口に当てた大人に「空襲です!!空襲です!お嬢さんたち、早く家に帰りなさい」と言われた。

空襲が激しくなり自宅は建物疎開で壊され、母親、姉と両親の故郷、秋田県に疎開。父親と三男、四男の兄2人は秋田に避難する日に城南空襲に遭遇した。逃げる最中、18歳だった三男の兄は父親をかばって焼夷弾(しょういだん)の直撃を受け、「お父さん、僕は一度富士山に登りたかった…。あ、秋田のリンゴが食べたい…」と言って息を引き取った。

内山さんは最後にこうつづった。「あの様(よう)な事は二度と起こりませんように、平和で、しあわせな世の中でありますよう、...

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