ホーム 消費 ファイナンス 技術 ファッションアイコン 親子教育 もっと

「味覚から感性を育む」ベビーフードで市場に挑戦…3児の父でもある「MiL」杉岡侑也さん

2026-08-24 HaiPress

〈挑む〉


少子化が深刻化する中、ベビーフードの製造・販売を手がけるスタートアップ「MiL」(ミル、東京都港区)が、食育の視点を重視した商品で存在感を強めている。3児の父で社長の杉岡侑也(ゆうや)さん(35)は「味覚から子どもの感性を育んでいきたい」と話す。(山中正義)

商品について説明する杉岡侑也さん=東京都港区のMiLで

◆「親たちの信頼を集めるブランド」に

離乳食を始める月齢5カ月以降の乳幼児食ブランド「the kindest(カインデスト)」を電子商取引(EC)サイトや全国の小売店で販売している。商品数は150を超え、一つのブランド名で離乳食からおやつ、飲み物、幼児食まで幅広い商品をそろえる。

業界大手が築いてきた「お手ごろな価格で安心安全」の市場に、「国産や有機(オーガニック)素材にこだわり、親たちの信頼を集めるブランド」になることを目指している。

食材の仕入れから製造までこだわった商品(MiL提供)

◆人材育成からベビーフード業界に転身

創業前はベビーフードとは無縁だった。20代でキャリア支援する人材会社を2社起業した。就職や転職の支援は「点」のように感じた。「親友や夫婦のように、良いときも悪いときも一緒にいるような『面的』な付き合い方が自分には合っている」。人生について考えを巡らせていた。

同じ頃、障害児支援に関わっていた杉岡さんの妻も仕事に悩んでいた。保育士と介護士の資格を持ちながらも食事支援の課題に直面した。偏食に悩むダウン症児の親に対し、介護や保育の専門知識があっても有効な支援ができなかった。

互いに悶々(もんもん)とした思いを抱く中、妻が知人のシェフを紹介してくれたことを機に「これだ」と視界が晴れた。子どもの幸せな人生を親が支える過程で「食」に着目した際、子どもの成長や親の悩みに伴走する継続的な「線の関係」を築けると確信した。一部企業が寡占するベビーフード産業も「おかしい」と感じた。1社で複数のブランドを展開するなど従来型の商慣習を変えれば、「十分な利益も出せる」と見込んだ。

28歳だった2018年、妻とこのシェフの3人でMiLを創業した。社名は英語のミール(食)、アイ(私)、ライフ(人生)の頭文字から取り、「食事と人生をつないでいこう」...

残り

889/1778 文字

この記事は会員限定です。

無料会員に登録する

有料会員に登録する

ログインして続きを読む

有料会員に登録すると

会員向け記事が読み放題

記事にコメントが書ける

紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)

※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。

会員登録について詳しく見る

よくある質問はこちら

免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。

最新の

ハチ公像、ペルー・リマ市に 姉妹提携・ミラフローレス区でお披露目 長谷部・渋谷区長「友好発展を」

住宅、延べ床面積5割まで 「中野サンプラザ」再開発 計画改定に向け中野区が骨子

〈つなぐ 戦後81年〉戦時中の室内を再現 大田「昭和のくらし博物館」で企画展 黒い布で電灯覆う「灯火管制」紹介

〈つなぐ 戦後81年〉品川の戦跡、語り継ぐ あすまで展示 「城南空襲」の絵や証言コーナーも

八王子市がクマ対応マニュアル 都内初 警視庁、東京消防庁と連携 危険性4段階に 緊急銃猟までの手順策定

関東大震災後の「朝鮮人虐殺」韓国で真相究明の機運高まる 首相直属の委員会設ける特別法 日本の動きは

© 著作権 2009-2020 毎日の时事    お問い合わせください  SiteMap