東京都杉並区長選(6月28日投票)で約10万票を得て再選した岸本聡子区長(51)が9日、2期目の就任会見に臨み、今後4年間の抱負を語った。「安心を守ること、幸せをつくることが両立する杉並」を掲げ、暮らしの支援や福祉の充実などを進める方針を示した。
区長選では、区民の声を施策に反映させる「対話の区政」などを訴え、自民党の推薦を受けた元区議の大和田伸さん(45)ら新人と元職の3人に大差をつけて勝利した。この日は、選挙戦で掲げた公約や争点について、今後の方針や考え方などを説明した。

2期目の方針を語る東京都杉並区の岸本聡子区長=9日、杉並区役所で
暮らしへの支援策としては、区長をトップとした組織横断の「経済対策会議」(仮称)を設け、「物価高騰などの経済的打撃に対応するための緊急支援策や、地域経済の活性化を検討する」と説明。中東情勢などの影響で売り上げが減少する区内中小企業を支援するための特例資金も創設するとした。
選挙戦の公約については、70歳以上の都民が都内の公共交通機関で利用できる「東京都シルバーパス」の購入費助成、区立中学校の修学旅行費の無償化に、「さっそく取り組んでいく」と強調した。
また、自治体運営の柱に据える「対話の区政」を進めるため、区役所に寄せられる要望や意見を活用していく方針...
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