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「捨てられる運命の看板」をオリジナル路線で再生 SDGsを意識しているわけではない?

2026-06-09 HaiPress

日が暮れた下町の商店街で、酒場の看板がぼんやりと光っている。街の雰囲気によくなじむ昔ながらの看板だが、色づかいはカラフルでポップ。懐かしくも新しい独特なたたずまいで、道行く人たちに店の存在をアピールしている。(佐藤航)

閉店した喫茶店などの看板を引き取って新たな作品を生み出している看板職人の上堀内浩平さん=東京都台東区で

◆「看板ってワンオフで作られることが多くて」

ちまたにあふれる「昭和レトロ」の模倣品には出せない味わい。それもそのはず、この看板は喫茶店の顔として、長く使い込まれた歴史を持っているという。

制作者は、東京都台東区にアトリエを構える看板職人の上堀内浩平さん(46)。閉店した老舗喫茶店などの看板を仕入れ、新たな看板としてよみがえらせるユニークな取り組みを続けている。

上堀内浩平さんが手がけた居酒屋の看板(いずれも上堀内さん提供)

「看板ってワンオフ(オーダーメード)で作られることが多くて、価格も高いんですよ。捨てられる運命の看板をリユースできたらいいな、って」

喫茶店看板の再生を始めたのは8年ほど前。冒頭の台東区の酒場や生花店、横浜の柔術道場などの看板を手がけてきた。

◆昔の看板職人と同じ技法で

もともと、...

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