発達障害や精神疾患などがある人が働くメイド喫茶で、元店員ら関係者が「最低賃金以下で働かされている」と東京新聞に内部告発した。勤務時間などを自ら決めることができる「有償ボランティア」の契約を店側と結んでいたものの、「労働」に当たる可能性がある勤務シフトや売り上げ目標を求められていたという。現在、労働基準監督署が調査中だ。(竹谷直子)

「発達障害メイド喫茶スターブロッサム」の公式サイト(スクリーンショット、一部画像処理)
このメイド喫茶は、大阪市阿倍野区の「発達障害メイド喫茶スターブロッサム」。東京でもこれまで渋谷区に一時出店し、将来は本格的な店舗を構えることを計画する。メイド喫茶を通じて、障害の有無に関係なく共生できる社会を目指している。

店員らのLINE(ライン)に送信された売り上げ目標の文面=元店員ら提供
大阪の元店員らによると、契約書には「有償ボランティア契約(労働基準法の労働者には該当しない)」「謝礼金は、一時間あたり金800円」などとあった。だが、勤務はシフト制で、「目標:日あたり4万以上」などと売り上げのノルマが提示され、接客から調理といったあらゆる業務を担当させられた。仕込みなど準備には謝礼金が支払われず、7時間を超える業務に休憩がない時もあったという。
契約時には...
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