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「原発事故の重み」映画に 高齢一家 3年の避難生活に密着 三者三様の思い表現 あす中野で公開

2026-04-03 HaiPress

3人の関係性に焦点を当てた山田徹監督=渋谷区で

福島第1原発事故を受け、福島県いわき市で避難生活を送る高齢者の一家を3年にわたって記録したドキュメンタリー映画「三角屋の交差点で」の上映が4日、東京都中野区の「ポレポレ東中野」で始まる。故郷や生業(なりわい)を奪われた後の家族の日常と向き合った山田徹監督(42)は「原発事故は、街だけでなく、誰が誰であるかということも崩していった」と語る。(福田真悟)

撮影を始めたのは、事故から7年がたった2018年。一家は、同県浪江町で事故前、印刷業を営んでいたタケマサさん=当時(75)=と妻のシゲコさん=同(75)、母親のテツさん=同(99)。震災で作業場を兼ねた自宅からの避難と廃業を余儀なくされ、いわき市の復興公営住宅に身を寄せていた。

前作「新地町の漁師たち」で、原発事故の影響に苦しむ漁師の姿を記録した山田監督。18年には「もっと事故について知りたい」と浪江町に移り住んだ。その際、自宅に戻ってきたタケマサさんと出会ったのをきっかけに、21年まで3人の暮らしに密着した。

カメラは、事故がもたらす家族関係などの変化をとらえる。男性が権力を持つ家父長制的な価値観が根強い中...

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