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世界自然遺産の島は「本土防衛の最前線」だった 小笠原・父島の戦跡に「兵士が見た80年前の景色」を思う

2026-03-25 HaiPress

南鳥島で「核のごみ」最終処分地の選定や、レアアース(希土類)開発計画が動きだし、にわかに注目が高まる小笠原諸島。世界自然遺産の登録で知られる一方、太平洋戦争では激戦の地となった。3月中旬、小笠原村の父島を訪れ、豊かな自然の中に生々しく残る戦跡を巡った。(浜崎陽介)

森の中に残されている旧日本軍の「十年式十二糎高角砲」=いずれも東京都小笠原村の父島で

◆高角砲が狙っていたのは

東京から南へ約1000キロ、太平洋上に浮かぶ父島。東京との交通は週1回ほど運航する片道24時間の定期船に限られる。面積約23平方キロの島は、かつて本土防衛の最前線となった。

森の中を進むと、突如現れた巨大な大砲に目を見張った。旧日本海軍の「十年式十二糎(センチ)高角砲」。全長は約5メートルあり、表面はさびているが、戦...

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