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<センバツ甲子園>学んだ1球の重み 目代龍之介(めだい・りゅうのすけ)選手(2年)

2026-03-25 HaiPress

<熱球譜>

後逸したくない、でも前にも落としたくない-。一瞬の迷いが運命を分けた。

五回、2点二塁打を放つ目代龍之介選手=甲子園球場で

延長十回、無死満塁で自分の守る中堅へ上がった飛球は、浜風で左翼方向へ流れていく。ダイビングキャッチか、1失点を覚悟で下がって処理するか。逡巡(しゅんじゅん)の末に突っ込んだが、打球はグラブのわずか先に落ちて後方へ転がり、走者一掃の3点二塁打に。「捕れるボールを捕れず、大量失点につながった」と悔やんだ。

挽回の機会はすぐに訪れた。十回裏、1死一、二塁で打席が回ってきた。6球目、真ん中少し高めの直球。打つべき球だ。心が弱くなっていて迷った。見逃し三振。バットを地面にたたきつけた。

2018年春。甲子園決勝の観客...

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