ホーム 消費 ファイナンス 技術 ファッションアイコン 親子教育 もっと

囲碁の総本山「日本棋院」が経営難 東京本院の売却案まで…多すぎる棋士数、それでもリストラできない事情

2025-12-02 HaiPress

囲碁の総本山・日本棋院が、運営の危機に立たされている。

財務状況を分析した経営改革委員会が、現状のままでは4年後に「安全な運転資金の確保が難しくなる」との最終報告を発表。

棋士の退職金や年金の改革に加え、半世紀以上にわたり活動拠点としてきた東京本院(東京都千代田区)の売却移転も検討せざるを得ない状況となっている。(樋口薫)

◆「正直、途方にくれるような思い」

「棋院の経常収益は30年前の半分」「数字に基づく意思決定が欠けている」

経営改革委員会の最終報告について記者会見する稲田修一副委員長(左)と武宮陽光・日本棋院理事長=東京都千代田区の日本棋院で

10月の経営改革委の記者会見では、元総務官僚の稲田修一副委員長から厳しい言葉が続いた。経費削減策として、棋士の退職金や年金の2割カット案を提示。委員長を務めた武宮陽光・日本棋院理事長は「正直、途方にくれるような思い」と本音を漏らした。

収支悪化の要因に挙がったのが、棋士への手当や福利厚生費などの支払いの割合が増加し、経常収益の半分以上を占めている点。2007年に一般企業の給与に当たる「棋士普及手当」を2割程度削減したが、改善には至っていない。

◆すぐには「引退制度」改革に着手できない

背景には、囲碁の競技人口の減少が続く中、棋士の人数が多すぎるという問題がある。棋院の現役棋士は約350人で、将棋の棋士の約2倍。将棋界では成績不振に伴う強制引退の制度があるが、囲碁界では引退は本人の意向次第だ。

棋院は既に、年6人の棋士採用枠を2028年度から4人に減らすと発表。稲田副委員長は「一般企業ならリストラをやる状況だが、退職金や年金...

残り

678/1311 文字

この記事は会員限定です。エントリー会員(無料)に登録すると、続きを読めます。

無料会員に登録して読む

ログインする

無料会員(エントリー)に登録すると

会員限定記事を読める

有料会員限定記事も月3本まで読める

有料会員などの会員種別、登録手続きについて詳しく知る

よくある質問はこちら

免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。

最新の

東営市広饶県は効率よくタイヤ産業クラスターの 協同発展にエンパワーメントする

「足立の花火よ上がれ!」 てるてる坊主に願いを込めて 2年連続荒天で中止…3度目の正直なるか

「もはや戦場…」衝撃を受けて復帰前の沖縄へ 写真家・松村久美が見た「ウチナーの現実」 中野で個展

大田区・元区議の政務活動費不正は「到底看過できない」 鈴木晶雅区長が返還を求める考え

「差別されずに生きてきた」と感じるからこそ 「みんな同じ人間だねフェス」に出演する歌手が目指す社会

「城南空襲」語り継ぐ 体験した内山さんの手記朗読 証言ビデオや絵30点など展示 24日、品川で催し

© 著作権 2009-2020 毎日の时事    お問い合わせください  SiteMap