ホーム 自動車メーカー 親子教育 娯楽 モバイルゲーム 技術 もっと

中学生の「居場所」考える 「ここなら行ける」子も 池袋で16日サミット

2024-09-13 HaiPress

生徒が思い思いに過ごす「にしまるーむ」を運営する本間優輔さん(左)ら=いずれも豊島区で

教室に入りにくい子どもたちの「居場所」を校内に設ける学校が、東京都内でじわりと増えている。学校や地域の支援団体につながり続けられるほか、不登校予防の効果も期待される。関係者が事例を発表する「中学校内の居場所サミット2024」が16日午後2時から、豊島区立西池袋中学校で開かれる。(中村真暁)

「こんにちは」。今月上旬の放課後、西池袋中の「にしまるーむ」と名付けられたスペースに、生徒たちの声が響いた。ぬいぐるみやソファが置かれたアットホームな雰囲気の中、友達とカードゲームをしたり、何げない会話を楽しんだり。2年の男子生徒(14)は「ここなら他のクラスの子や、教室に来ない子とも話せる」と笑顔を見せた。

運営するのは、地域で子どもを見守る活動を展開する認定NPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」。午後の授業時間と放課後の2部制で、授業時間は教室に入りにくい生徒、放課後は生徒なら誰でも利用できる。スタッフの本間優輔さん(25)は「ここはしなければならないことがない。何をしても、しなくてもいい」とほほ笑んだ。

区教育委員会とネットワークは昨年3月、居場所づくりの協定を締結。モデル校となった同校が5月にるーむを開設すると、不登校気味だったが「ここなら行ける」と訪れるようになった子がいた。生徒の発案で、るーむの看板やキャラクターもつくられた。

同校では今年9月から、午前から利用できる別の居場所「道の駅(不登校支援室)」も開設。教員が常駐し、進路相談などにも応じる。八尋崇校長は「子どもたちのニーズは多様。その子なりの頑張りに応えられる場を作りたい」と強調した。

西池袋中学校に新しく開設された居場所「道の駅」

ネットワークによると、居場所を設ける学校は少しずつ増えており、関心も呼んでいる。サミットでは、西東京市立柳沢中と足立区立花保中、板橋区立板橋第三中での実例も報告される。参加無料。申し込みは、ネットワークホームページから。


免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。

最新の

Fugutoxic:Web3ソーシャル+AI Memeプラットフォーム、分散化の新たな潮流を牽引

山東省濰坊寿光市、グリーン低炭素産業のハイレベル発展を全力推進

山東濰坊寿光:小な車エビが大産業を興す

AMEC、米国防総省の「中国軍関連企業リスト」から正式除外

恵民県企業が青島・岡山酒類促進会議に参加する

タイトル:JPXが量子取引会社と提携、J-Quantsプロジェクトを通じて高齢者に優しい投資ツールを開発

© 著作権 2009-2020 毎日の时事    お問い合わせください  SiteMap