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災害時、高齢者の声でAIが安否確認、消防などに通報も 品川区で2025年春にも運用開始 全国2例目

2024-09-11 HaiPress

地震や台風などの災害に備え、東京都品川区は来年3月から、事前登録した単身高齢者らに、自動音声の電話をかけて安否を確認するシステムの運用を始める方針を決めた。高齢者らが口頭で答えた安否情報を人工知能(AI)で解析し、消防への通報などの対応につなげる。

スマートフォンを手にする男性(資料写真)

区によると、自治体による同様のシステム運用は、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市に続いて全国2例目になる。19日開会の区議会定例会に提案する9月補正予算案に、事業費約730万円を盛り込む。

区内に住む単身高齢者や高齢者のみの世帯などのうち、事前に登録した人を対象とし、約900人の登録を見込んでいる。

区があらかじめ設定した条件を満たす災害が起きると、スマートフォンや固定電話に自動音声の電話が入る。口頭で「けがをしている」「逃げ遅れた」などの安否情報を答えると、その音声をAIが判読して文章化し、一覧表にまとめて区に報告する仕組み。

区は緊急性に応じ、消防やケースワーカーに連絡するなどの対応を取る。電話に出なかった場合の対応も検討するという。

8月に気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表し、台風による豪雨災害も相次いだことから、「速やかな安否確認を迅速な対応につなげたい」(区幹部)として導入を決めた。(佐藤航)

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