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最も美しい「表情集」――ナーダムで切り取った笑顔

2026-07-20

内モンゴル自治区第36回観光ナーダムの会場をひと巡りすると、人を引き込む不思議な力に気づく。どこへ行っても、そこには笑顔がある。開幕式での驚き、グルメエリアでの満足、競技場脇での興奮、たき火を囲む開放感。笑顔は年齢も民族も出身地も問わず、草原を渡る風のように自由に広がっていく。一つ一つをつなぎ合わせれば、この草原の祭典を最も生き生きと映し出す「表情集」となる。

7月18日、内モンゴル自治区第36回観光ナーダムの開幕式に参加する海外からの観光客。

グルメエリアは、いつも笑顔にあふれている。「草原五畜宴」の屋台では、羊の丸焼きがじゅうじゅうと音を立て、脂を滴らせる。若い女性がラムチョップを一口かじると、目がたちまち輝いた。口元の脂を拭うのも忘れ、スマートフォンを掲げて写真を撮る。隣の羊の頭の早食い競争を見守る人々は、体をのけぞらせて大笑いし、その笑い声は草原を渡る風よりも大きく響く。

7月18日、内モンゴル自治区第36回観光ナーダムの会場で記念撮影をする来場者。

13旗・県のアイリ(牧民集落)民俗体験エリアでは、笑顔の密度がさらに高い。シリンホト市のアイリでは、子どもたちが「草原ミッション」に挑み、汗びっしょりになりながらも笑いが絶えない。人気の民族衣装撮影エリアでは、モンゴル族の衣装をまとい、頭飾りを着けた瞬間、誰の顔にも同じような表情が浮かぶ。まずは「こんな服も自分に似合うんだ」という驚き、続いて隠しきれない喜び、そして最後はカメラに向かって思い思いのポーズを取り、子どものように笑う。

親子ナーダムのエリアでは、笑顔が草原の陽光のように澄んでいる。地元で育成された「蒙萌(モンモン)」のポニーはおとなしく愛らしく、専門の指導員が付き添う。子どもが馬の背に乗った瞬間、顔には緊張と興奮が入り交じる。数歩進むと、たちまち晴れやかな笑顔が咲く。そばでスマートフォンを構える保護者は、「カメラを見て」と言い終わる前に、自分の方が先に笑ってしまう。

7月18日、内モンゴル自治区第36回観光ナーダムの会場で、シリンゴルに「いいね」を送る来場者。

笑顔は何よりの名刺だ。第36回観光ナーダムで切り取られた一つ一つの笑顔は、草原が観光客に残す最も温かな記憶である。競技は終わり、たき火は消える。それでも、驚きの笑顔、満足の笑顔、無邪気な笑顔、心からの笑顔は、一人一人の観光客とともにシリンゴルを後にし、全国各地へと広がり、草原の何よりの「広報大使」となる。(康文魁、喬瑟)

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